台湾人のいる暮らし

台北迪化街付近の住人の生活メモ。

お墓参り

台湾は4月上旬に清明節という日本の春彼岸的なものがあり、お墓参りの習慣がある。

わたしが見る限り、ほとんどの台湾人のお宅のお墓参りは1年に1回、この時くらいのようだ。

我が家(夫の家)も清明節にしかお墓参りに行かない。

 

我が家は毎年カレンダーの清明節のちょっと前に行く。

今年は先週末にもう行ってきた。

 

台湾のお墓参りは、台湾で慣れないものの1つである。

 

理由1)

長い。

我が家のお墓参りは近所の親戚たちといっしょにする。

現地集合で待ち合わせ、法事のようにいっしょにお参りするのだが、久しぶりに会うということで、おしゃべりの時間が長い。

お墓参りなのかおしゃべりに来たのかわからない。

お供えものを供え終えてはおしゃべりし、お線香をあげてはおしゃべりという感じ。

私「今何待ち?」、夫「わからん」

ひたすら待つしかない。

かれこれ4時間くらいはかかる。

 

理由2)

めちゃくちゃ歩きにくい。

日本のお墓は、家の用に「玄関」のような部分があり、玄関へ向けて道のようなものもできているが、台湾はそうではない。

我が家のお墓は山の上にあるが、石や瓦礫の転がる中、道なき道を登っていく。

お墓とお墓が完全に隣り合っているものもあり、仕方なくどこの誰かもわからないお墓の中をちょっとお邪魔し、通って行ったりもする。

墓石かなんかの壊れた瓦礫やホースやよくわからないごみもあちこちにあるので、カオスである。

 

習慣の違いは仕方がないのだが、きれいに片付いているのが好きなわたしにとっては、台湾はけっこうカオスである。

瓦礫の中、親戚たちのおしゃべりが終わるのを待ちながら、遠くの空と川を眺め、日本へと思いを馳せるのであった。